英訳 万葉撰歌-101 Selected Poems of Manyoshu-101 (1-151)*
かからむと かねて知りせば 大御船(オホミフネ) 泊(ハ)てし泊(ト)まりに 標結(シメユ)はましを Had I known beforehand that this would have happened, I wou…
~ 株式会社ゼネラル・カラー・サービス 中湖康太 経済文化コラム ~
かからむと かねて知りせば 大御船(オホミフネ) 泊(ハ)てし泊(ト)まりに 標結(シメユ)はましを Had I known beforehand that this would have happened, I wou…
み吉野の 玉松が枝は 愛(ハ)しきかも 君がみ言(コト)を 持ちて通(カヨ)はく The branches of the jade pine tree of Miyoshino are so generous, That…
古(イニシヘ)に 恋ふらむ鳥は ほととぎす けだしや鳴きし 我(ア)が恋(コ)ふるごと A little cuckoo is the bird that is said to long for the past. It …
あかねさす 紫野(ムラサキノ)行き 標野(シメノ)行き 野守(ノモリ)は見ずや 君が袖振る As you walk through the restricted area in the fields of purple …
三輪山を 然(シカ)も隠すか 雲だにも 心あらなも 隠さふべしや Why should the clouds hide Mt. Miwa so seriously? I wish they should be consi…
味酒(ウマサケ) 三輪(ミワ)の山 あをによし 奈良(ナラ)の山の 山のまに い隠(カク)るまで 道の隈(クマ) い積(ツ)るまでに つばらにも 見つつ行かむを しばしばも 見放(ミサ)けむ山を 心なく 雲の 隠さふべ…
冬ごもり 春さり来(ク)れば 鳴かざりし 鳥も来鳴(キナ)きぬ 咲かざりし 花も咲けれど 山をしみ 入りても取らず 草深(クサブカ)み 取りても見ず 秋山の 木(コ)の葉を見ては 黄葉(モミヂ)をば 取りてそしのふ…
熟田津(ニキタツ)に 舟乗(フナノ)りせむと 月待てば 潮もかなひぬ 今は漕ぎ出でな Waiting for the moon to rise to set sail in Nikitatsu, the tide has…
秋の野の み草刈り葺(フ)き 宿れりし 宇治(ウヂ)のみやこの 仮廬(カリイホ)し思(オモ)ほゆ I remember the temporary huts in Uji where I stayed, Thatche…
明日香(アスカ)の 清御原(キヨミ)の宮に 天の下 知らしめしし やすみしし 我が大君(オホキミ) 高照らす 日の御子(ミコ) いかさまに 思ほしめせか 神風(カムカゼ)の 伊勢の国は 沖つ藻も なみたる波に 潮気(シ…