ケインズの投資について-16 変動と価値毀損の違い Keynes’ investment activities-16 Fluctuations and intrinsic loss of capital
相場変動による下落と本源的価値の棄損は異なる ケインズは、前述したように1924年初頭から1946年に死去するまで、プロヴィンシャル保険会社の資産運用に関わっている。同社のマネジング・ディレクターであるフランシス・スコッ…
~ 株式会社ゼネラル・カラー・サービス 中湖康太 経済文化コラム ~
相場変動による下落と本源的価値の棄損は異なる ケインズは、前述したように1924年初頭から1946年に死去するまで、プロヴィンシャル保険会社の資産運用に関わっている。同社のマネジング・ディレクターであるフランシス・スコッ…
ハワイ・ホノルル 不動産調査(1) ワイキキ・オーシャンビュー・コンドミニアム ハワイを象徴するエリア - ワイキキ ホノルルの代表的な高級住宅地には、ワイキキ、アラモアナ、カカコア、ダウンタウン、ダイヤモンドヘッド、カ…
UK 不動産調査 (4) オックスフォード ロンドン・パディントン駅からGWRで約1時間 世界最高峰の大学都市 ロンドン・パディントン駅からグレート・ウェスターン・レイルウェイ(GWR)で約1時間で、オックスフォードに到…
ロンドン 不動産調査 (2) ウィンブルドン ロンドンの高級郊外型住宅地 - 国際的名声 ウィンブルドン・テニスが開催される、全英クラブ(オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ)のあるウィンブルドン…
1937年後半の市場見通し ケインズは、その2日後、F.C.スコット宛に自らの見解を療養中のウェールズ、ルーチンから送っている。(ケインズは、36年夏より体調が優れず、37年半ばに心臓発作で倒れた。46年に同じく心臓発作…
コモディティー投資 その2 株の次に、商品で儲けたケインズ ケインズが、生涯で一番儲けたのは証券投資である。それは生涯投資所得の約86%に及ぶ。 次に設けたのがコモディティ投資であり、それは生涯投資所得の約9%になる。 …
36-37年 生涯最高の稼ぎ 米国経済の回復 1936年、37年の2年は、前述したようにケインズの生涯でもっとも証券投資で儲けた年だ。一般理論の出版が1936年なので、理論と実践が結実した象徴的な年となった。勿論、良好…
米国証券への投資 ケインズは、1929年のニューヨーク市場の大暴落以降、むしろ米国証券へ積極的に投資した。プロヴィンシャルの中で、低迷する米国証券への投資に懐疑的な意見があった。それに対する反論が下記の書簡だ。この書簡か…
ユニオン・コーポレーションへの投資 スコットがしぶしぶ承諾した投資 このケインズの手紙(2.9)に対して、F.C.スコットは、懸念を示しつつも1,000ポンド程の追加投資を渋々ながら認めた。ケインズが強く推奨する投資を、…
南ア金鉱株への投資 南アの金本位制離脱 ケインズは、1923年10月に、財務省時代の同僚フォークと共に、小さな同族経営プロヴィンシャル生命保険会社の役員となった。フォークというのはクセのある人物で、投資方針についてしばし…